低体温傷

退屈に体温を奪われてしまいそうで
もういっそこのまま
どうにかなってしまえと
隙間風が足取りを誘う

人生に快感を覚えてしまったようでして
青くなった心までもいつか
囚われていく
灰色の塵に成り行くみたいに

高さ故の衝動に駆られて
唾を飲み込んだ
刻んだ 一歩 きっと
いつかはそれも無駄になってしまうから

考えたって
明日も未来も分からないし
挫けそうになったって
誰の救いの手も見えない 癒えない
言えるわけないでしょ
自分以外に害のある言葉なんて

周りの視線が苦しいの
だから今に息を止めるの
誰にも止められやしないよ
祈ったりしたって神様は
すぐさまに、裏切ってくるから

今が少し痛いだけだからなんて
知ったふりは棘だらけ
「私のこと何も知らない癖に」
正義ぶって、染まってしまったの?
何者に

隠せないよ 触れないよ
目に見えるものだけを
追いかけても 去っていく
運命には抗えやしないから

腐ることのない無機質みたいな
変わり映えのない日常に
一人取り残されてしまうから

考えたって
明日も未来も分からないし
挫けそうになったって
誰の救いの手も見えない 癒えない
言えるわけないでしょ
自分以外に害のある言葉なんて

周りの視線が苦しいの
だから今に息を止めるの
誰にも止められやしないよ
祈ったりしたって神様は
すぐさまに、裏切ってくるから

一人の力じゃ変わらないし
世界はちっとも振り向かないし
内心思ってる 答えを見つけたいのに
わからないんだよ
だから、もう、、、、
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