THE JUDGEMENT

遥か彼方見渡す少女の瞳に
映る景色すべて瓦礫の世界

空は 低く 落ちて そして 光を閉ざし
祈りの 声も 飲み込まれてしまう

今世界を揺るがす悲しみは 地球-ほし-をベールで覆ってしまう
ぼくたちがこの場所で どんな選択肢を選ぶのか
本当の勇気が 試される

行き場無くし 彷徨う 人の群れを
誘うのは 暗い絶望への道

星よ どうか いつも そこで 罪なき子らの
哀れな 切ない 行く末を照らして

今ぼくらが見ている現実は 作り物のドラマじゃない
跪き願っても 愚かな歴史は繰り返す
破壊の連鎖が 止まらない

未来-あす-へ向かう勇気と 犯した罪を忘れるな

そうぼくらは大きな十字架を その心に 背負ったまま
繰り返し繰り返し ゆるしを乞う幼子のように
叫び続ける

ぼくらはもう一度歩き出す 癒えない傷を抱きしめて
どこまでもどこまでも 黄昏染まる終焉の道を
砂塵の彼方へ 越えて行く
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