僕とジョルジュ

昨日の夜 君が死んだ 眠るようにして
最後のベッドはとてもあたたかかった
死ぬ瞬間の記憶はないらしいから
私が覚えているよ いつまでも君はいつも物憂げな表情をしていた
誰より優しくて 外で他人には微笑んだ
でも泣いていることを知っていた
泣きだせないほどつらい日もあった
私はただそばにいた 大丈夫だと言いたくて
私は君 君は私 ずっとそうだった
最初に見た時からもうわかっていた
どんな日だって 何も見えなくなったって変わらずにそばにいるよ
いつまでも君はいつも難しい表情をしていた
実は苦しいままで ずっといることはできないけど
嬉しい時を忘れてしまうでしょう
泣くほど笑った日もあったのよ
私はただそばにいて 心配ないと言いたかった
君と出会ってからのこと 最初から覚えてるよ
何もかもだから君は大丈夫 何の心配もなかった
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