Nod

音が途切れ それから先は
おかしな夢になる
深い水の底に落ちる 君の涙は
ゆっくりと 笑うように溶ける

憶えてるのは 耳に残る
不思議な君の声
少し寒い風が運ぶ 君のかけらを
こぼさずに 床の上に撒こう

音が途切れ それから先は
おかしな夢になる
長い道の向こう手をふる街は
ぼくを ゆっくりと 笑うように溶ける
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