夢花火

いつか見た時何も言えずに そっと優しい風に吹かれた姿
思い出してる今は遠く
夏の幻 銀色の星 落ちる所まで 迎えに行くよと何時も
想ってるのさ 今は近く すぐ傍に

初めて話し掛けたあの最後の放課後で
聞こえないフリして笑う 横顔ばかりみていたはずなのに
それだけで…

今宵 夏彩る花が咲く
二人肩並べ語り合い 互いに響く音が何かと
確かめる様にそっと手を握る
このまま時間が止まればいいのに 答えは夜空を明るく染めた

また来る夏に会うその前に離れてた夜も在ったけれど
思い悩み合えた日々が大切にここにあるから

今宵 夏彩る花が咲く
二人往く同じ駅への道 これからもずっと傍にいて
色んな事を話して欲しい
このまま時間が過ぎて行くのを
感じてるのさ 手を繋ぎながら
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