夢つれづれ

花暦めくれば 暖かき陽にゆれて
夢一輪の花びらを また散らすけど
青空の淋しさを 愛おしく思えば
生きていることそれだけで 胸が熱くなる

あゝふりむけば すべてがまばたき
女に生まれたことを 悲しいなんて言わない
つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと
立ち止まれば 時は過ぎてしまうから

若き日をたどれば 懐しさ?をぬらし
夢一輪の花びらを また摘むけれど
想い出に遊べば 心さえなごんで
こみあげてくる嬉しさで この手見つめてる

あゝこの季節が あしたのためなら
女に生まれたことに ため息なんてつかない
つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと
立ち止まれば 時は過ぎてしまうから

あゝふりむけば すべてがまばたき
女に生まれたことを 悲しいなんて言わない
つれづれの恋のあと つれづれの夢のあと
立ち止まれば 時は過ぎてしまうから
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