紙芝居

あんたは心の ペンキをはがし
誰かと綺麗に 塗り変える
どこかで別れが 待ち伏せて
背中を押すような 気がしてた
涙の井戸が 涸れるまで
せめて三ヶ月(みつき)は かかるけど
それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居

あんたは嘘まで 夕陽に染めて
誰かと遠くへ 逃げてゆく
いいことなんかは 続かずに
迷子になるよな 気がしてた
心の風邪が 治るまで
ひとりぼっちは 寒いけど
それでも 面影 抱きしめて
昨日の 続きの 紙芝居

涙の井戸が 涸れるまで
せめて三ヶ月は かかるけど
それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居

それでも 一番 倖せだった
あめ玉 ひとつの 紙芝居
×