super back

整列の仕方も忘れて
混じり合う息を散らかした
生活の端にぶら下がり
それでも好いと言い張って

洋服の下で着飾って
事を得なかったフリルのような
そんな真昼間
あたしだけの決定事項を悩んでいる

驚かされてしまったのは
驚いてからではなかったと
共有できない楽しいことを
1つ、2つ、3つ

整列の仕方も忘れて
ひとりで遊ぶなんてたまらない
生活は習い事の真似事で
厭らしいといって嫌わないで

人様の騒ぎに心をちらつかせる程に
余りもなくて
一人で食べるケーキの味
特にかわりはないのに

整列の仕方も忘れて
混じり合う息を散らかして
生活の端に指をかけるのは
可哀想と言ってほしいから

わたしが口を聞けなくなったら
不憫だっていって遣っ付けて

super backもういらないからって
言ってしまって封をして
×