逢瀬

終電間際かじかむ手を擦りながら
君からの会いたいの連絡を待っていた
こんな時間に逢えてもどうせ寝るだけ
君はきっともう今頃他の誰かと夢の中

一つ影照らす街灯の下
自分の気持ちさえもうよく分からないよ

君がちゃんとしようと思うまでの間だけでも別に構わないから
嘘でも僕しかいないみたいな素振りでいて
きっと冬のせいだって言い聞かせるから

久々に逢った君は
また少し綺麗になっていて
昨日も逢っていたような素振りに何度も恋をした
言おうと思っていた言葉も前にすれば何一つ出てこないよ

一つ影照らす街灯の下
自分の気持ちさえもうよく分からないよ

君がちゃんとしようと思うまでの間だけでも別に構わないから
嘘でも僕しかいないみたいな素振りでいて
きっと冬のせいだって言い聞かせるから
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