Lost Summer

ずっと待ってた
あの宇宙が降ってくるのを
身体が重くなって
うまく走れなくなるのを
やっと気付いた
気付かない振りをしていた
これは夢なんかじゃない
異なる世界の話でもない

どんな言葉で
気持ちを形にすればいい
誰かのせいにしても
何も解決しないから
忖度もなく
文字通り あっと言う間に
季節は移り変わる
次の朝が来る その前に

戻ることも進むことも
許されないまま見失った
行きて帰りし物語であれと願った
終わりの終わりへと続く
トンネルを探すけれど
巡り逢うつもりだった未来の
行方も分からない
このままどこに流れ着くのだろう

ずっと待ってる
七色の流星群を
名残の月の下で
また笑い合えるのを
今となっては
砂を噛んだような日々も
満たされてた時間も
夢より素敵な当たり前だったよ

もう少しだけ 今は
巡る季節に この記憶
薄まらないように
行きて帰りし物語だったとしても
終わりの終わりへと向かう
旋律を繋げてゆく
巡り逢うつもりだった未来が
どこかで待ってる
それだけ心の頼りに歌っている
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