逢生川

あきらめましたは嘘でした
忘れて欲しいも嘘でした
惚れぬきましたも嘘でした
信じないでね わたしのことは
あ… 百に一つの真実を
呑んで流れる 呑んで流れる 逢生川よ

誰にも言えない恋でした
誰にも言えずに 酒がたり
ゆきつくところは 酒の海
身体(からだ)いじめて 心を守る
あ… 未練なんかはないけれど
この世は皮肉ね この世は皮肉ね 逢生川よ

逢うため生まれてきたものを
逢えずに流れる ネオン川
逢いたい心に 酒をつぎ
女ばかりが 命を削る
あ… 酔えずじまいの夜明け前
どこへゆくのよ どこへゆくのよ 逢生川よ
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