光の射すままに

遥かな道を辿って
人知れず季節誘えば
忘れかけてた街 思い出しながら
あざやかな夢の続きを

空色の車で(あなたを乗せて)
辺りを染める

あぁ、春を呼ぶ風は
あぁ、光の射すままに
交わす言葉に慣れていかないで
道はまだ少し続くから

微かな笑みを浮かべた
あなたの横顔だけが

古惚けた都会の(あの日のままで)
時間を止める

あぁ、春を呼ぶ風は
あぁ、光の射すままに
変わる景色に慣れていかないで
過ぐ季節が色をつけるから

あぁ、春を呼ぶ風は
あぁ、光の射すままに
交わす言葉に慣れていかないで
道はまだ少し続くから
×