電話

眠れぬ夜は あの店で酒を飲み
夜明けの街を 歩くのもいいよ
お前ひとり いないくらいで
何も変わりないよ
部屋の鍵は かけやしないけど

ラジオの音に 眼をさます毎日は
けだるさだけに いだかれているよ
ラジオつけて 眠るくせは
早くなおさなけりゃ
ひとりきりじゃ さびしすぎるけど

それから今度 働いてみるからね
自信はあるさ うまくやれるはず
お前ひとり 愛せないで
こんなこと 言えないね
心配ないよ 子供じゃないから

お前はどうさ おとなしくしてるかい
見合いをしてさ 落ちついてみろよ
こんど電話をかける時まで
まだひとりでいるかな
バカなことを きいたみたいだね

こんど電話をかける時まで
まだひとりでいるかな
バカなことをきいたみたいだね
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