女・こぬか雨

すがれば ほどける 離せば逃げる
ひとり待つ身は なおさら つらい
夜が 夜が さみしい
夢を 夢を返して
女泣かせの 女泣かせの
こぬか雨がふる

化粧で隠した 女の つらさを
知っているのか 港の灯り
ひとり ひとり身をやく
あなた あなた しのんで
女泣かせの 女泣かせの
こぬか雨がふる

どんなに この手を 伸ばしてみても
しょせん とどかぬ つれない恋よ
あなた あなた ひとりに
ついて ついて行きたい
女泣かせの 女泣かせの
こぬか雨がふる
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