wake up call | 待つ夜、巡る朝

長い髪の匂いが舞ったあと
くらくらした 君の横で
火照る身体ではなみだが滲む
上の空の返事だって許してね

ミルクの足りない昨日に絡まって
咳き込んでる 君の横で
うつくしさだけにかまけていたい
僕たちに明日はない

他愛無い生活を続けてみせて
ため息の街を僕は泳ぐ
たまに君が突然くれるような
wake up call を待ってる

幸福の種は隠れているのです
知らずにいた 君の横で
焦げたトーストの端を齧るように
baby, why don't you kill me? なんて思ってる

なだらかな坂をくだるように
慎重に君の耳まで旅しよう

忘れることさえ望む君はそっと
最後の日のように夜を紡ぐ
たまに君が突然くれるような
wake up call

他愛無い生活を続けていくの
ため息の街を僕は泳ぐ
たまに君が突然くれるような
wake up call を待ってる
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