誰に愛されても

ささやかな人生が 灯る街灯り
人知れず哀しみや 涙が燃えてるようね
せめてあと一夜 (ひとよ)
せめてあと一秒
あなたに溺れていたい
運命に 引き裂かれて
時代に 虐(しいた)げられ
流されてゆく 星屑の 魂だけれど
まごころは あなたのもの 誰に愛されても

人様に誇るもの 何もないけれど
憧れで張り裂ける こころの悲鳴も聴いた
なんで 儚いの
なんで 切ないの
あなたに見せられる夢
運命に はぐれたって
世間に はぶられても
不器用なりに ひたむきに 愛しあったね
この命 捧げた人 誰と生きようと

運命に 引き裂かれて
時代に 虐げられ
流されてゆく 星屑の 魂だけれど
まごころは あなたのもの 誰に愛されても
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