おとなの春に…

髪の匂いも なつかしい
古いピアノの カウンター
倖(しあわ)せなのか 独(ひと)りでいるか
ただいとしくて きけなくて
も一度愛が 愛が 芽生えそう
俺とおまえの おとなの春に…

爪もきれいな 桜色
涙ぐむ癖 変わらない
どちらのせいで 別れたなんて
窓打つ雨が 流すから
さがした愛が 愛が 芽生えそう
冬を過ごして おとなの春に…

酔って甘えて いいんだよ
街の灯りが 消えて行く
からめた指と かすかな吐息
瞳を交(か)わし すがりつく
遅れた愛が 愛が 芽生えそう
俺とおまえの おとなの春に…
俺とおまえの おとなの春に…
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