夏服を着た女たち

点滅するシグナル
急ぎ足で渡れば
すれ違ったコロンが
手招きする

もしも声をかけなきゃ
もう死ぬまで他人さ
忙しいと冷たく
ことわるなよ

夏服を着た小鳥たちが
白いテラスではしゃいでるよ

涼しいカクテルを
夢に注いで

細い腰のカーヴは
忘れていたオブジェさ
導火線の火花は
もう消せない

夏服を着た小鳥たちが
秋に向かって翔び立つのさ

君だけぼくの手に
残ればいいさ
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