瞳水晶

虹色のアスファルト
水溜り覗いたら
ボクの心の空模様
どうだろう?

暮れてゆく坂道を
なだらかに時は往く
ボクは遠まわりしたくなる
独り

雨あがりの街と うらはらに涙色
嘘なんてつけないね くちびるが震えたよ

あした青空の下で
打ち明けたいよ瞳水晶

夜になる少し前
あいまいな気持ちのままなら
帰らなきゃよかったよ
家(うち)へ

灯りを追いかけて 逃げてゆくシルエット
ささいなあやまちに 三日月もにじんでた

あした青空の下で
打ち明けたいよ瞳水晶

あの空にボクはいつも
憧れ映す瞳水晶

あした青空の下で
打ち明けたいよ瞳水晶
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