Dark Oak

いつからだろう
月明かりも届かない場所
あてもないのに
不思議と求め続けている

木々は風に揺れ
通り過ぎる道は姿を変えて
出口の無い月の下
隠れて影を探す

ありふれた日々は
裸足のまま歩けない程
夢のような歪んだ景色
見上げた空に見た

僕は何色
君の答えは外れ
本当の事
伝えるのは止めにしよう

自分を守るための
この仮面はもういらない
人になりたい

ありふれた世界に
さよならを書き残して
月明かり届かない場所
ひとりできっと輝けるよ
裸足で歩くことを夢見た
ついに人になれるはず
楽園の果て
人形がまたひとつ
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