Eternal Delusion

「愛されていないことくらい承知しているの
それでも私は求める
例えソレが真実の愛でなくても
欲しいんだから、しょーがないじゃない!

私が知らない貴方の過去など忘れさせるんだから
別の人を思い出すなんてイヤ!
考えるだけで気が狂いそう

こんなに近くにいて幸せなはずなのに
心が遠く感じてしまう
そしてまた私はその苦痛から逃げる為
シナリオを練るの

貴方はいつだってそう
なりふり構わず好みの女に優しい
ベタベタくっ付いたり、時にはキスしたり
私を差し置いて許さない

無理やりに眠り薬を多量に飲むフリをしてみた
すべては貴方の気を引くため
倒れた私を放っておける?ねぇ?!

明日も貴方の愛を確認するために
どんなことだってやるつもり
確実に私から離れられないようにしてやるんだから…」

ここまで書いた物語が今日の理想郷
こんな心の独り言が
もし誰かに聞かれたその瞬間に本当の終わりが来る

脳内で溢れ出る妄想が終わらない

「存在の意味さえ失くなるなら
最後に消えて逝きたい…
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