MISS YOU

I MISS YOU 暮れかかるソファーに
横たわるあなたを ぼんやり見た
ONLY YOU こんなに側にいる
なのに遠すぎて 触れない

わたしだけに解るような
乾いてすれ違う吐息 見つめても
行き詰まる 瞳
数珠繋ぎの愛をそっと
裸身の夜に架けましょうか
思い出しますか? 行方知らずに
始まった二人が たどり着くのは
永遠と 信じてた

I MISS YOU あんなに笑ったり
あんなに泣いたり 今は無くて
ONLY YOU 戻れない海へと
あの日の強さで 連れ出して

哀しみなんて何ひとつ
無かったころに出会ったら
こんなにも愛したりしない
ただ 好きと 言うにはどこか
疲れたような碧い気持ち 全部 飲み干して
煙草のけむり 紫の雨音
違う誰かに 抱かれているみたい

I MISS YOU 幸せに生きてる
昨日より多分 大人だから
ONLY YOU だけど庇うように
抱き締めたあなたが 懐かしい

I MISS YOU わたしが欲しいのは
サヨナラじゃなくて あのセレナーデ
ONLY YOU 胸に残っている
旋律が弾いた 蜃気楼
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