最愛なる自分へ

いつからだろう
美しい音楽に
1人で涙できなくなったのは
理由をつけては
わかったようなフリをして
自分を保つのがやっとだった

いつからだろう
素晴らしい景色さえ
どこかで見たような気がするのは
賢くなるたびに
縮こまるこの心に
気づいたのは最近のこと

君の日々に愛はあるかい?
瞬きすらも惜しくなる時間はあるのかい?
言葉にはできない、感性と富が
僕にも君にもあるんだ

いつからだろう
周りと見比べては
不甲斐なさに泣く夜が増えたのは
価値は等しいのに、目に見える形で
一番じゃなきゃダメだと思った

君は君の全てで
脈打つ心は君自身

確かに僕らは生きてて
間違いなくただ1つだ

いつぶりだろう
こんなに心踊るのは
これからの事が輝いて見えるんだ
貴方が笑う理由に
悲壮や嘘がないように
祈る歌になりますように
×