ゆうすげの花

誰にも知られずに 日暮れに咲き
夜明け待たずに 散って行く
私は悲しい ゆうすげの花
都会のざわめきに かくれて咲いていた
夢ひとつ できました
あなたに会ってから しあわせ願うの
はたちを過ぎた頃 あと振りむき
涙ばかりの 過去を見た
人にはそれぞれ 季節があると
微笑み 淋しく ひたすら生きて来た
そして今 暖かい あなたの胸の中
しあわせ願うの

どんなにつらくても あきらめずに
何処かこころの 片隅で
あなたを待ってた 気がする私
総てを投げすてて 貴方につくしたい
やさしさに いたわりに
ちょっぴりとまどって
しあわせ願うの
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