その光、手の中で

裸足で駆ける少女 魔法の石を一つ持って
追いかけては消えてしまう 儚き夏の匂い

明日は行方知れず 空に描いた夢模様
願いを込めて 光の方へ想い飛ばすの

君を掴んだ 潰さないように
心はギュッと 掴んでたんだ
君といつかは 夢を掴むよ
蛍の様に 輝いている君と
夢を掴むよ

想いは届かないのか
風の様に散るのか?
追いかければ 追いかける程
遠ざかってゆく 果てもなく

月夜の晩に触れた幻 きらめく涙は現実の味
一瞬の闇 空に溶けてく君を離したくなくて
全て消えて行った

闇夜の壁は 魔女の仕業 なんかじゃないさ
あの日の星も月も 君も知っていた 自分の
光を放て

君を掴んだ 潰さないように
心はギュッと 掴んでたんだ
君といつかは 夢を掴むよ
蛍の様に 輝いている 放った光
突き抜る闇 心の侭に その侭で
君に届くよ いつかは きっと夢じゃ
ないんだよ 君と光になるの いつか
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