ミッドナイトハイウェイ

いつもより小さい都会の送電塔
流れていってしまわぬように

窓ガラスに映る携帯の光が
一層綺麗に光る夜

きっと分からない事も分かるようになる

ガスタンクに映るミッドナイトハイウェイ
イヤホンから直接心に届く音楽も声も
車の音でかき消されてく
流れていく街を追い越しながら

赤色に染まった信号の光で
走り始めたスピードを落とす

君の許せない事は、大事にしていてよ

誰もが憧れる主人公になれない事は
分かってるけどきっと、ドラマも、映画も
君じゃなきゃダメな訳があるの

ヘッドライトが照らすミッドナイトハイウェイ
スピーカーから響く音に泣いた
あの夜もこの場所も一度じゃないって信じている

夜明け前のミッドナイトハイウェイ
×