青春と骨

日焼けたカーテンの隙間
漏れ入る黄色い西日たち
僕の思想にぶら下がるだけの
乾いた空っぽの骨身は

早急に冷たい水が欲しい
まるで干上がったサカナのようです

世界が言ってる
『お前なんか必要ない』
小鳥は鳴かず、幼児の泣く頃
『最早焼き払えないな』

生まれてしまった魂から
末端に伸びゆくものが
孤独と結びついてまた孤独の誕生に怯える

煙のようにもくもく 拡がってゆく

誰が消す? 誰が掴む?
野放しの鼓動

僕だけの朝、社会は沈んでく
啓発されるべきたった一つは
感じることを辞めない僕の心

世界が言ってる
『お前なんか必要ない』
小鳥は鳴かず、幼児の泣く頃

世界が言ってる
『お前なんか必要ない』
小鳥は鳴かず、幼児の泣く頃
最早焼き払えないな!
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