魔がさした夜空に

老いぼれた 先は知れた
過敏なフリしてアタマ腐らせたい
今日も眠れない

噂ではだいそれた阿呆の祭典に
世界はおどけたい
遊び終われない

あぁ、そんなことより君を想うと
笑うどころか泣きたいくらいさ

魔がさしたら寄っといで宴
さぁ脱兎さながらさらっとさらう殺傷野郎
自称天才だろ?まだ冷静だよ?でも真逆だろ?ってなる
こんな歌など気休めだね
侮蔑上等だよ 巣穴へようこそ
今宵奴隷 君はもう奴隷
ヤツの喉へ喰らいつく

そっと歌おう その通りだよ
可憐な君にみるみる溺れたい
沼の底まで
笑えるどころか泣きたいくらいさ

ほんの小さな願い事をこんな夜空に

甘い記憶に苛まされて
汗ばむ肌に潤む瞳を
あぁ、僕の耳もと君は囁く
「好きになったら負けな気するでしょ?」

魔がさした魔がさした
胸 焦がして
どうすれば君の心奪える?

老いぼれた 先は知れた
君は美しい!
世界はおどけたい
俺は笑えない
笑えるどころか泣きたいくらいさ
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