ひとり神戸

グラスを二ツ ならべたけれど
今夜も一人で のんでいる
あなたのいない 神戸
淋しさだけに 酔いながら
タワーの灯りに 涙ぐむ
コウベ ひとりコウベ コウベ……

ステンドグラスを あわせたような
港の夜景に だかれたい
あなたのいない 神戸
別れる前に 来たところ
今度は一人で 歩いてる
コウベ ひとりコウベ コウベ……

一人になって 男のつよさ
しみじみわかった 風見鶏
あなたのいない 神戸
元町通り ふりかえりゃ
季節のはざ間に 朝がくる
コウベ ひとりコウベ コウベ……
×