君を、想う。 (feat. RINA)

失うと 知らないままで
無駄にした 日々が眩しい

時計の音がうるさくって
電池外して時を止めた
下校の時の子供の声
無邪気に夕暮れどきを告げる

元気でやってるよ
変わったことでいえば
ご飯がなんか適当になっちゃったことくらい
君にだめだって言ってたのにね
「会いたいよ。」

晴れた日に 君を、想い、
雨の音 君を、想う。
立ち止まり 君を、想い、
歩き出す隣に 君を、想う。

失うと 知らないままで
無駄にした 日々が眩しい

君が好きだったラーメン屋さんの
いい匂いにつられ入ってみた
ひとりはやっぱり恥ずかしいな
小さな声で餃子頼む

小ライスつけちゃうぞ
おすすめなんだったっけ
ラジオからアイドルの応援ソング
「泣くつもりなんか、なかったのにな。」

ひとりきり 涙こぼれ
ふたりなら 笑えたのに
人前で 声をあげて
泣きじゃくるわたしを
ねぇ、笑ってよ

帰り道 髪をおろしたら
夜の空気が心地よくて
歩道橋 駆け上ってみた
流れる街は止まらないな

あたし ひとりでラーメン食べちゃって
人目も気にせずに泣いて
髪をおろして歩いてくようなキャラだったっけ

君が隣で笑いながら 髪を撫でた
そんな気がしたよ

さっきまでずっとずっと、
がんばって笑ってたよ。
がまんする悪いクセを
あの頃みたいにさ 、ねえ叱ってよ

晴れた日に 君を、想い、
雨の音 君を、想う。
立ち止まり 君を、想い、
歩き出すその先に 君を、想う。

失うと 知らないままで
無駄にした 日々が眩しい

「君を、想う。」
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