ふるさと慕情

雪が降る夜は 何故か寂しくて
送ってくれた荷をほどき 涙堪(こら)えます
負けないと胸を張り 家を出た寒い朝
元気ですか?お父さん 会いたい‥お母さん
遠い寒空 つのる越後の ふるさと慕情

桜咲く頃に 帰る渡り鳥
畦道摘んだふきのとう 春の匂いです
夏が過ぎ金色の 稲穂が実る頃
会いに行くよ、お父さん 待ってて、お母さん
夢よ叶えと 祈る新潟 ふるさと慕情

誰もその胸に 宝物がある
幼い頃に守られた 真白き愛がある
かけがえのない日々が 明日(あす)の日を作るから
挫けませんお父さん 指切りお母さん
ひとり唄うは 愛し越後の ふるさと慕情
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