想い

たった一つの 命の花が
何で急いで 春に散る
瞼(まぶた)とじれば 浮かぶ顔
想い出す度 切なくて
忘れ ないよと ひとり言

呼んでみたとて 届かぬ声と
知っていながら 呼びかける
遥か彼方の 空高く
ひとり旅ゆく 淋しさが
見える 気がして 泣けてくる

今度生まれて 来たその時は
きっと一緒に 暮らしたい
もしも願いが 叶うなら
語りあかそう 水いらず
夢の 続きも あるだろう
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