holiday

「じゃあ、 明日ね」受話器を置いて
急に部屋が静かになった
言い残したことはないかな?
明日は久し振りに重なったholiday

つぶれそうな胸の奥で
忘れ切れず想い出の中 紛らわせずに居るよ

君を抱きしめた数だけ
僕は恋をした 僕は夢を見た
君が笑った数だけ想い出すだろう
その後ろにサヨナラが待ってた事も…

好き過ぎてぶつかりあった
今は違う空の下で暮らす
君よりも先に着いて待とう…そして
明日で繋いだ言葉さえも消える

強がる二人は嘘をついた
「違う誰かと幸せに」なんて
悲しいだけの嘘

君を抱きしめた数だけ
僕は恋をした 僕は夢を見た
君が傷付けた数だけ
僕は歌うから 君を好きなまま いつまでも…

信号の向こう側に
走り出す君が見えたよ
手を振って君は笑った
今日は一人に戻るためのholiday
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