あなたと泣きたいから

覚めない夢を
見ているようだ
それは私なのか
蝶が羽ばたいてる

この身を焦がす
火だと知りつつ
命はなぜ そこに
また魅せられ

心はただ
手にはできないなにかに
どうして名前を与えたがる

さみしいだけなら
涙は堪えましょう
嬉しい時こそ
あなたと泣きたいから

咲かない花に
羽を止めても
それとわからないで
季節は過ぎ去る

幻ばかり
信じるあまり
少しの傷さえも
また怖がる

心はただ
忘れきれないなにかに
どうして赦しを求めたがる

愛してください
思いが伝うように
誰もがひとりじゃ
生きてはいけないなら

心はただ
手にはできないなにかに
どうして名前を与えたがる

さみしいだけなら
涙は堪えましょう
嬉しい時こそ
あなたと泣きたいから

愛してください
思いが伝うように
誰もがひとりじゃ
生きてはいけないなら
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