白い船

港を出る白い大きな この船が
あなたを今つれてゆくのか この船が
一度見たら忘れられぬ
白い船が僕の人をのせている

数えられぬテープの色があざやかだ
そんなテープの影に見える僕の人
それはまるで虹の中を
迷いながら僕を見てる鳥のよう

とても僕は見ていられずに目をとじる
だけど船の汽笛は僕に泣けという
とじた まぶた 涙 流れ
白い船が僕の人をのせている

とじた まぶた 涙 流れ
白い船が僕の人をつれてゆく
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