バンジョー・レイン

日光きすげ咲いてた草原で
君の髪に蝶々が眠ってた
不意に僕はすべてが幸せで
滲んだ涙を噛っていた

あれからもうこんなに遠くまで
走ることで明日を信じてた
秋の気配ズボンのポケットに
失くした時間を探している

夢見る頃を とっく昔過ぎても
忘れられない トキメキがある
夢見ることを 忘れてちゃ駄目さと
想い出が僕の 背中を叩くよ

不意に僕はすべてがいとしくて
夜の闇の中君を抱いた

夢見る頃を とっく昔過ぎても
心に残る メロディがある
夢見ることを やめたなら負けさと
窓に打ちつける 激しいバンジョー・レイン

高い空流れてく白い雲
どこか海に遊びに行かないか
不意に僕はすべてが眩しくて
落とした涙を噛ってた
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