星巡りのうた

宇宙のようだと思った
頭の中 漂う思いに手を伸ばすたび
鼓動の音は駆けるように高鳴っていく

星座を描くように繋ぎ合わせた
言葉は美しく踊るから
花束の代わりに
よく似合ったメロディーを贈る

記憶は星と似ている その身を燃やして光るから
それならこの歌も暗闇を破るか

星巡りのうたを歌って 物語を続けようか
降り注ぐ痛みの雨に差す傘を
巡った時間の答え合わせを

数え切れないほどの星が僕らの中 巡っていく
消えることはないさ
泣いてしまいそうな夜は思い出して
君を照らす歌を

ひとりぼっちの宇宙が広がっていく
四ツ目の星を繋げて
まだ誰も知らないただひとつの名前を付ける

空想の中 泳いで 軌道は現実を描いた
この生命の意味がそこにあると思った

(星のない夜空に浮かべた光を
祈るように 語るように 僕らは歌った)

始まりがあって 終わりがくること
歌っていたのに 分かっていたのに
悲しみはいつも 背中を合わせて
こちらを覗き込んでいた

それをいつも忘れてしまえるのは
きっと君がいてくれたから

星巡りのうたを歌って 物語を続けようか
降り注ぐ痛みの雨に差す傘を
巡った時間の答え合わせを

数え切れないほどの星が僕らの中 巡っていく
消えることはないさ
泣いてしまいそうな夜は思い出して
君を照らす歌を

生命の歌を
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