明星

夕焼けが空と頬 赤く染める頃 何処へ歩いてゆく僕等の歌
君はきっと笑顔で窓越しの僕も笑顔で ごめんとありがとう
沈む夕日

それぞれの夢はまだ 喜びも悲しみもほら
赤茶けた線路の上に 載せたままで
大好きなこの場所で 汽笛の煙に揺れる
いつだって溢れてたね 笑顔の花

誰だって夢の続きを描いて笑って

星降る夜に光る明星よ 重ねた日々を夜汽車に乗せて
振り向けばほら涙になるから 愛しき日々を笑えよ
永遠を待ちわびて

誰だって夢の終わりに泣いて
立ち止まって未来さえも見失って
それでも僕等の旅路はずっと きっと

星降る夜に悲しみが消えて あなたが願う明日を夢見て
顔を上げれば涙も乾くさ 描いた未来を抱いて
愛しき日々よ 夢見る明日を
さよならだけが答えではないと
幼き日々を映す明星が 僕等の未来を照らす

謡え 笑え
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