道端日和

書き溜めた日々が白くなる
もう思い出せないな
昨日の事なんか
失う事が 当たり前に
なっているのは
信じたくはないけど

思い出は浅くなったと思うの
それでも君の匂いは覚えているよ

幸せの意味さえも知らずに
足された黒だけ残ってる
どんなに素晴らしい1日でも
明日には元通り

色付いた日々がいなくなる
考えたくないな 明日の事なんか
どれだけ足掻いて 苦しくても
失う事はもう 分かっているけど

満開の枯れ木なんてものはないけど
それでも春の匂いを期待してるの

世界で独り取り残されて
周りの人だけ進んでいる
優しそうで怖いものばかりで
溢れてる世の中だ

幸せの意味さえも知らずに
足された黒だけ残ってる
どんなに素晴らしい1日でも
明日には元通り

失う事すら失って
好きになったものは守れないで
どんなに素晴らしい1日でも
幸せとは程遠いから
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