男護り船

海が暴れりゃ なおさら燃える
漁師ド根性 親譲り
向かう荒波 まともにかぶり
命をかけて 網を引く
これが男の これが男のさ
男の護(まも)り船

吹雪混じりは 岬もかすみ
やけに気になる 妻や子が
思い出しては 負けん気やる気
大漁みやげの 旗を立て
帰る潮路の 帰る潮路のさ
男の護り船

鉛色した 山瀬の雲は
シケの始まり 北漁場
そんな時でも 張り合う仲間
どんと宝を 釣り上げる
これが男の これが男のさ
男の護り船
×