TSUZUKU

さよなら さよなら
ぜんぶ忘れない
想いをつれていく
一緒に生きていく

うれしい 涙が
こぼれおちるまで
歩いてみるから
どこかで 笑っていて

君がいなくても春は来て
朝のバスにせわしく乗り込むよ
窓越しに見えたさくらは
あっけないほどきれいだった

さびしさなんて 気づかないまま
消えてくれたらいいのにな
強がりもうまくこなせない
僕はそれでも 生きたい

さよなら さよなら
思い出はいつも
となりにあるから
優しくて つらいな

うれしい 涙で
空がにじむまで
ちゃんと進むから
どこかで 笑っていて

かっこわるいことばかりさ
君に伝えた夢も かなえてない
笑顔になるのはまだだな
道を小さく蹴り上げた

時は流れて 街も変わって
僕なりに今日を暮らして
やかましい 君の笑い声
聴こえないけれど 生きたい

泣いても 泣いても
せつなさのなかに
さがしてしまうよ
ちっぽけな 望みを

だからね この手は
弱いままだけど
くじけたりもしない
あきらめは 悪くていい

きっとすべてが戻らない
悲しみは消えないよ
だからこそ 笑いたい

さよなら さよなら
春がきれいだね
泣かずにいれないよ
それでも 生きなくちゃ

さよなら さよなら
僕は先に行くよ
一緒にいた日々の
つづきを これからを

さよなら さよなら
ぜんぶ忘れない
想いをつれていく
一緒に生きていく

うれしい 涙が
こぼれおちるまで
歩いてみるから
どこかで 笑っていて
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