満開

溶けてゆく 闇の中 ぬくもりもない
傷ついて 傷つけて もう歩くこともできず
ただ泣くだけ
抱きしめて 許して
こんな風にしか 生きられず
「それでもいいんだ」と言って欲しくて また
胸の中の あなたに 歌うよ
心を 込めて あなたに

幸せになりたくて 愛されたくて
星空に 夢を見て また前を向いた
涙あふれるまま
いつの日か…
いつか見た 空にのびる 桜のように
いのちの限り咲く 春の陽浴びて そう

気づいたんだ 生きてる 証(いみ)を
愛されている 守られているから 必ず咲く
もう一度 咲く

こんな風でまだ いるけど…
咲くために生まれて あなたと生きて そう
萎れず 風と散れたら… 幸せ
咲きながら 咲きながら…
後悔は… ない
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