何処へ

頼りなく 溢れた ため息が滲んだ
無邪気な 夢を描いた日と 同じ空に
いつしか 忘れていた 始まりの理由(ワケ)
光を追いかけて 迷い込んだよ

遠く聞こえた 誰か呼ぶ声 並んで歩いた影
僕らのストーリー ゴールはどこに
止まれば消えてしまいそうな今

手を伸ばしたくて 見えた未完成
溢れていた 不甲斐なさは
現実を知って 波に飲まれて
僕らはどこへ行けるんだろう

頼りない 可能性にさ 続けていく理由(ワケ)と力を
気づけばただの 祈りみたいになっていた

ポケットの中 ダイヤみたいに 輝いて見えたビー玉
心の奥に 残ったヒストリー
冷え切った手で握りしめてた

たどり着きたくて 追いかけて走って
探し物のその先へ
憧れを知って 心を揺らして
僕らは何を見つけるんだろう

さよならごめんね 繰り返し 進んで
笑って泣いて もがいて来たよ
憧れは散って 現実をこえて
僕らはどこまでも行くよ

行くんだよ
どこへだって
行くんだよ
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