半人半鬼

正しさが 一つだけなどと
ほざくのは仏か 変化か
「右倣え」それが高尚か
今を 過去を 明日を さあ疑いな

俗物が 善人面して
何もかも 搾取する世界
落伍者で 幕を下ろすのか
嗤え 動け 奪え 反旗の宴

時は来たれり
驕れる者 久しからず
盛者必衰の理
踏み躙られてきた尊厳よ 怒れ 嗚呼

人か 鬼か 云ってな
凡て 唯の命さ
違い 許せぬ心しか
持ち合わせぬ愚者らよ 逝きな

肌が 白か 亜種かも
流れる血は深紅さ
果ては 朽ちた身へと銀蠅
等しく群がるのさ 嗚呼

八百万 神が居るならば
混沌は 火よりも明らか
信じるか 否 疑神暗鬼か
誰も 彼も 肚に 狂気の調べ

時は来たれり
驕れる者 久しからず
盛者必衰の理
踏み躙られてきた尊厳よ 怒れ 嗚呼

人か 鬼か 云ってな
凡て 唯の命さ
違い 許せぬ心しか
持ち合わせぬ愚者らよ 逝きな

叫べ 踊れ
魂を鼓舞したら 歌え 遊べ
生きとし生ける者よ 其処へ立て
鬼と人との隔たりで 今

肌が 白か 亜種かも
流れる血は深紅さ
果ては 朽ちた身へと銀蠅
等しく群がるのさ 嗚呼

人か 鬼か 云ってな
凡て 唯の命さ
違う 心と心から
また新たな時代が起きる

何に 祈り 死んでも
流れる血は深紅さ
誰も 心に業 煮やした
半人半鬼の化身さ 今
×