なんてさ。

君が誰のものだとか
そんなどうでもいい事じゃなくて
今日は僕のモノになってくれよ
ああ、混ざり合い溶けていく

君がくれる
優しさや愛の言葉が
たとえば
全部嘘でもいいよ。なんてさ。
ただ側に居てくれるなら

出会い方が違っていれば
タイミングが早ければ
そんな事ばかり 考えてしまう
こんな自分が大嫌いでさ

どうして 君なんか
好きになってしまったの
確かめられるはずもない 心の中

明日は誰の隣でさ
夢を見て 抱きしめ合っているのだろう
鳴らない返事を待っていた

君が見せる
その笑顔も愛の口づけも
僕だけの
ものじゃなくていいよ。だから、
醒めない夢をずっと
見せてくれよ

溺れてしまいそうな夜だ
呑み込めなくなった本音-おもい- が
穴だらけの心の中
溢れて呼吸-いき- が苦しくなるよ

ああ、どうして 君なんか
好きになってしまったの
選んでくれるはずもない
分かってた

だいきらいだ 君なんか
きみなんか きみなんか
嫌いなのに
どんなに言葉にしても 消えない

君のことが 好きだった
好きだった 好きだった
きっと今日も
鳴らない返事を待っている
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