遊郭跡地

色彩の街で交差する
終わらない夏の片隅で

もう二度と言わないと決めた
名前のない君は春色

東京の外れの 眩しい夏の日に
僕らは恋をして 深い傷を付けた 声よ

さよならの鐘と木霊する想い

昔ここにあの人がいて
夢現に日々を生きてた

どこかで誰かを思っていたでしょう?
それでも横顔が綺麗で

東京の外れの 眩しい夏の日に
僕らは恋をして 深い傷を付けた 声よ

囚われた箱の交差する想い

夏が終わる
君のせいだ

時代に流され続けるように
息を殺して祈ってた
あの夏へ 鳥居が見える 箱庭燃える
色のない街 君が笑えば

色彩の街で交差する
終わらない夏の片隅で

もう二度と言わないと決めた
名前のない君は春色
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