茜色フッテージ

夕暮れの街を見ていた オレンジの空、君は泣いてた
嗚呼、君はまた…またもう一度、戻りたいのか あの頃のように

「林の中の象のように行け」君は得意げな顔で呟いた
もうここから先はひとりぼっちだ 振り向かず 迷わず 行けばいい

茜色の語った夢噺 4半世紀も前の君がいた
ねぇ、僕たちは今を受け入れて 違う今を生きれるか?

振り向けばもう遠い昔だ
あの夏はもう来ないのだと
優しさと温もりと愛の
失くせない思い出に浸る

「林の中の象のように行け」君は得意げな顔で呟いた
もうここから先はひとりぼっちだ 振り向かず 迷わず 行けばいい

電話越しに泣いてた 君は今
懐かしさと切なさの波間に
ねぇ、僕たちは過去を忘れれば 違う今を生きれるか?

茜色の語った夢噺 4半世紀も前の君がいた
ねぇ、僕たちは今を受け入れて 違う今を生きれるか?

さよなら

夕暮れの街を見てた
君がまた笑えるように
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