潮満ちぬ

最後だと言って
こんな朝は
最後だと決めて
あんな夜は
星のない闇は

手放して
手繰り寄せて
縛りつけて
今はもう

果てしない
痛みも
時が癒す
だろうと言う

わかってて恋って
とうに気付いてたって
私のここは
潮風に沁みるの

もっとやらかくて
穏やかだって
そっと何気なく
落ち着くだろう
息もできるだろう

慣れないで
耐えることが
想い計る
術じゃない

クチナシの
指切り
酷い雨に
解けてく

覚えてて愛って
もっとやさしいんだって
あなたはきっと
それを見つけるから