Realize

時が舞い降りる 夕暮れのホーム
ストロボの電車が 君を瞬かせる
恋は夢のようで それでいて寂しい
戻れない時間に 埋められてゆく

時よすぐに
二人をもっと早く追いつめて
20世紀の果てまで
この世界が闇になって
もしも君とはぐれても
抱きしめると わかる

街は今冷たい オーラに包まれ
見過ごせないような 出来事にも慣れて
人の目に映れば 間違いだらけの
それが僕らだけの 方舟でもいい

崩れさった
時代を繰り返して さまようのか
迷える森の果てまで
疲れ切った 人波泳ぐ
君のそのしなやかさで
そこから 抜け出して

時よすぐに
二人をもっと早く追いつめて
20世紀の果てまで
この世界が闇になって
もしも君とはぐれても
抱きしめると わかる
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