moonlight

夢はいつもの時のたとえば
たそがれのブラジルのような海にも似て
まるで君がその指先でつまびくような
暖かな音が流れる部屋で

淋しげな眉にも やさしさを匂わす
あやしい恋心 ただよい始めている
こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 過ぎゆく季節を見ている

愛しきものは去りゆく日々
手をさしのべて 新しい時の訪れ待てば
古びた駅がとり壊され
その街並も変りゆく 時の流れのはかなさ

冬の湖で遊んだ あの頃の
こぼれる笑顔に 呼び戻されてしまう

こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 訪れる時を見ている

長い年月を 過ごした二人には
心の中まで 透き通るような季節

こんな夜には二人でmoonlight
想い出数え 時の流れは はかなくて
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